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赤字になる原因とは

■3種類の赤字
一般的には、赤字とは、収入金額を支出金額が上回っている状態のことをいいます。しかし、会社経営における赤字には、3つの種類があります。1つ目は売上総利益の赤字、2つ目は営業利益の赤字、3つ目は経常利益の赤字です。

 

■売上総利益の赤字
売上総利益とは、売上から売上原価を差し引いて算出した値のことをいいます。例えば小売業では、商品の販売額と仕入れ額の差額が売上総利益となります。

 

売上総利益の段階で赤字になることは少ないですが、仮に赤字になっているとすれば、販売価格と原価のミスマッチが赤字の原因だといえます。

 

■営業利益の赤字
営業利益とは、売上総利益から本業の営業に係る経費を差し引いて算出した値のことをいいます。ここでいう経費には、商品の販売にかかる人件費や地代家賃等が含まれます。

 

営業利益の段階で赤字となっている場合には、事業経営そのものに問題があるといえます。具体的には、売上・原価・経費のどこに問題があるのかを見極め、改善する必要があります。

 

■経常利益
経常利益とは、本業の損益(営業利益)と本業以外の損益を合算したものをいいます。

 

営業利益が黒字、経常利益が赤字となっている場合には、本業以外の事業に問題があるということになります。そのため、赤字となっている事業の経営を改善したり、あるいは会社から切り離したりすれば、黒字化を図ることができます。

 

税理士法人しんかわ会計では、神奈川県川崎市にて、法務相談を承っております。起業や会社経営、事業承継でお困りのことがあれば、お気軽にお問い合わせください。

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代表税理士 中島 宣章 なかじま のぶあき

40年の歴史を持つ税理士事務所の豊かな知識と経験を礎に、若い力で開設。

税理士法人しんかわ会計は、より多くのお客様に、長期に渡って高品質な税務・会計サービスをお届けできるよう尽力している事務所です。

  • 所属団体

    東京地方税理士会

  • 経歴

    昭和43年
    黒沢会計事務所 設立。
    昭和45年
    中島会計事務所 設立。
    平成25年10月1日
    上記2つの事務所の統合により、税理士法人 しんかわ会計を設立。
    平成26年10月6日
    支店として川崎事務所開設。
    平成27年9月7日
    横浜支店開設。川崎事務所を本店に統合し、現在に至る。
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